情報を増やすのではなく、関係を明らかにする
決算情報は企業単位、ニュースは出来事単位、業界地図はある時点の構造として整理されています。それぞれを結びつけて読まなければ、業界で何が起きているのかは見えてきません。
Industry Atlasでは、企業と事業・サービスを分けて管理し、業界・テーマ・領域に結びつけます。そのうえで、決算やプレスリリースから読み取れる変化を、業界の文脈につなげて記録します。
- 業界の全体像がわかる市場を構成する企業、事業、サービス、競争関係を俯瞰できます。
- 業界の変化がわかる決算発表、経営戦略、プレスリリースから、競争環境がどう変わっているかを追えます。
- 戦略を考えるヒントが得られる業界全体の動向から、マーケティングやブランディングの課題と機会を考えられます。
情報の扱い方
事実と分析を分けて表示します
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 事実 | 企業の開示・公的資料で確認できる内容 |
| 企業の主張 | 企業が自ら示している方針・見通し |
| Relensの分析 | Relens による解釈・仮説 |
| Relensの仮説 | 検証中の仮説 |
数値には、対象期間・単位・集計範囲・出典を添えます
売上高などの数値は、年度・対象期間、単位、連結・単体などの範囲とあわせて掲載し、出典となる一次情報へ直接リンクします。確認できない指標は「不明」とし、推測値を事実として掲載しません。
3つの日付を区別します
- 発表日:企業や機関が情報を公表した日
- 対象期間:数値や情報が対象とする期間(例:2026年3月期)
- 最終確認日・サイト更新日:Relensが内容を確認した日、サイトの情報を更新した日
関係の種類は、線の形とラベルで区別します
- 競合
- 提携
- 出資
- 技術提供
- 供給・取引
- グループ
業界地図の関係線は色だけに頼らず、線の形とラベルで区別しています。関係はすべて、出典で裏付けられたものだけを掲載します。
更新の流れ
- 企業IR、決算資料、プレスリリース、公的統計などから新しい情報を取得する
- 企業・事業・業績・戦略・提携などの変化を抽出する
- 公開日、対象期間、数値、出典を一次情報で確認する
- 重要な発表について、noteで分析記事を書く
- 発表内容と既存のデータを比べ、業界地図に追加・変更する項目を洗い出す
- 記事と業界地図の変更を人が確認してから公開する
AIが作成した未確認の情報を、確認なしに公開することはありません。
noteとの役割分担
noteでは決算やプレスリリースの詳細な分析、業界をまたぐ考察を公開します。Industry Atlasは、そこから得られた検証済みの情報を蓄積し、比較・構造化する場所です。記事とAtlasは相互にリンクしています。
業界の分類について
業界の分類は、市販の業界地図などを参考にしつつ、Relensが独自に設計したものです。書籍の分類、図版、解説文は転載していません。掲載する文章・図解・データは、一次資料をもとに独自に作成しています。分類は運用しながら見直します。